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カプセル新陳代謝プロジェクト

「カプセル新陳代謝プロジェクト」(英文名:Capsule Metabolism Project)は、建築家の故黒川紀章氏が設計し2022年に解体された中銀カプセルタワービル(なかぎんカプセルタワービル)の23カプセルを取り外して再活用する取り組みです。解体時に取り外されたカプセルは、株式会社黒川紀章建築都市設計事務所監修の下に修復。2023年3月より譲渡先への搬送がおこなわれており、一般公開が始まったカプセルもあります。

中銀カプセルタワービル

1972年に完成した中銀カプセルタワービルは、社会の変化に合わせて建築も変化し成長していく「メタボリズム」思想に基づいた建築として世界的に知られました。海外からも熱心なファンを集めましたが、2022年に老朽化のため取り壊されました。

CAPUSULE HOUSE-K

CAPUSULE HOUSE-Kは黒川紀章氏によって設計された個人の為の戸建別荘です。中銀カプセルタワービルと同じカプセルで構成され、同ビル竣工の翌年である1973年に完成しました。2019年より黒川氏の子息により修復され、現在、当時の内装を生かした状態で公開されています。